専門学校は、法的に「高卒or高認」で入学できるので実質18歳から。年齢上限はありませんが「新卒採用」がメインのため、実質24歳までなら受け入れられると解釈してください。
私のIT専門学校にも、ときおり30歳前後の方がオープンキャンパスにいらっしゃいますが、丁寧にご説明してご遠慮頂いています。あくまで半分以上は18歳のストレート学生、オトナとの共生は難しい面があります。
差別ではないですが実質的な例えをします。18歳の女子学生さんが30歳の男子学生さんと付き合ったとして、保護者さんはどう思うでしょうか?学校にクレーム言い出すリスクはないですか?
(歳の差恋愛を否定はしませんが、あくまで世間での話。学校がキッカケになるのはダメです。ただでさえ、多感な時期の学生さんは恋愛で欠席・留年・退学につながるケースが多いですからね。)
他にも「学校求人」は「新卒前提」で、就職に責任が持てません。25歳を超えるとさすがに企業さんも「新卒」と見てくれないですからね。
学校生活と新卒就職で
実質の上限があるねー
とはいえ、「25歳以上が入学できない」ってわけではありませんし、「年上学生」の比率・年齢幅は専門分野によります。
しかし、25歳以上は「伸びしろ」よりも「業務実績」が評価される年齢です。
難関大学にいようが高度な資格を取ろうが、25歳を超えて「仕事辞めて学業専念しました!」「社会人未経験です!」はさすがに通用しません。
この記事では、専門学校の「実質的な年齢制限」の理由を解説、25歳以上の方には「働きながら学業」を薦めています。
もし「就職/転職したいけど専門学校に行くべき年齢か迷っている」のだったらお力になれるかもしれません。
あなたが「年齢に応じた進路選択」をして、より良い人生に近づいていける参考になったら、嬉しいです。
よろしくー
何歳からか? → 現実的に「18歳」から
専門学校の入学条件は、年齢ではありません。
以下のうち1つを満たせば良いです。
- 高校卒業している…卒業見込みもOKです
- 高卒相当である…いわゆる高認(旧名:大検)の合格
高校で飛び級はまずないため、自然と18歳以上になります。
高校卒業すれば
おっけー
よって「中卒」の方は入学することはできません。
中卒の方は、「高等専門学校(高専)」「高等専修学校」「学歴の変わらない学校(無認可校)」なら入学できます。他にも塾やオンラインスクールですね。
高認(高等学校卒業程度認定試験)を一度受けてみてください。「高卒」であれば進路幅も就職幅も広がりますからね。
「入口」で「学歴」は
大事だよー
何歳までか? → 実質「24歳」まで(学校による)
繰り返しますが、専門学校の入学条件は年齢ではありません。
私の専門学校では「25歳」以上の方が入学した実績はありません。ときおり30歳を超える方がオープンキャンパスにいらっしゃいますが、説明をしてご遠慮頂いています。
ご存じの通り、専門学校は「就職に直結した学校」です。
就職活動も授業の一環として、業界分析・履歴書添削・面接練習は勿論しますし、「学校求人」といって例年採用頂いている企業さんを確保しています。
「学校求人」は「新卒前提」なんですよね。
専門学校では半分は「ストレート学生」、残り半分が「年上学生」です。
さすがに卒業年齢が26とか27歳を超えると、企業さんも「新卒」とは見なしてくれません。26歳の学生と20歳の学生のどちらが伸びしろあるか、「染まりやすい」かはご想像の通りです。
専門学校では「内定率」は重要なアピール実績です。
専門学校では就職まで責任を持ちたいですし、実績を挙げねば今後の入学募集に支障がでてしまいます。したがって、卒業時に27歳を超えない年齢、つまり24歳あたりが実質リミットになります。
業界によるけどねー
一般的な話だねー
学生の年齢幅は「学校の専門業界」による
学生の「年上度」は専門学校の分野・課程・地域によって違います。
若い系が多い学校は「キラキラした職業」「夢を追いかける職業」と考えると想像しやすいです。
- 女性の憧れ的なキラキラ職…ブライダル、フライトアテンダント、美容など
- 夢を追いかける職業…音楽、ゲーム、声優など
女性は「若さ」「派閥」に敏感な面があり、夢を追いかける職は「流行り」があります。世代が違うと「話が合わない」などで人間関係がうまくいきづらい面があるので注意してくださいね。
若い時に挑戦したいからねー
一方で、社会人経験者や年齢幅が広い学校は、「技能習熟が独学で不可能な職業」と考えると理解できます。また「夜間」「一年制」の学校も幅広いですね。
- 高度な資格が必要…医療・看護・福祉など
- 高度な技能が必要…調理・栄養
- 夜間…働きながら受講できるため
- 一年制…休職期間を短くできるため
「なりたいなぁ」ではなく「絶対になる」と目的な場合は、入学してしっかり学業に集中してください。卒業時に国家資格・受験資格を得られる学校は、進級・卒業の判定がキビシイです。
夜間や一年制は社会人専用と考えてください。あくまで「働きながら」「一年だけ」でスキルアップをするための学校です。
目的が明確な学校だねー
「25歳」以上なら「働きながら学習」が原則
25歳以上になって、働かずに「学業専念」は正直不安視されます。
- 働かないことを「危険視」していない
- いつまでも「学生気分」が抜けていない
社会人であれば、現職で粘り強く「他人から評価される実績」を挙げ、「職務経歴書」+「スキルや資格」でキャリアアップや転職をすべきですから。
仕事の成果こそ
真の評価対象だよー
どうしても「学生」になりたいのなら、大学をお薦めします。
大学は「社会人の学び直し」を推進している面もありますし、実質就職に責任を持ちません。大学はあくまで「学術研究・教育機関」であり、キャリアセンターがありしも就職はカリキュラムには含まれていません。
あくまで教育と研究ー
とはいえ、大学で4年間も「無職モラトリアム」ってリスキーすぎます。
そもそも25歳を超えたら、「学歴で評価される年齢」を超えていますよね。
職場や転職で評価されるのは、「業務実績」です。
働きながら学習できる通信制大学やプログラミングスクールの方がお薦めです。
- 通信制大学…働きながら受講し「大卒」学歴をゲット!
- プログラミングスクール…働きながら、安価にスキルアップ!
新卒では大学の知名度・難易度はステータスですが、中途採用なら「職務経歴書」の方が重要です。
あくまで「大卒」を応募条件・給与アップの「追加要素」と割り切りましょう。
じゃ またー