無料でどこまで学べる？ | ウズカレyoutubeの学習内容を徹底分析【ウズウズカレッジ uzuz】

ウズウズカレッジのyoutube動画は199本あります（2023年01月末現在）。

うち半分の96本はウズカレの主力3講座です。

3つの講座とYoutube動画本数は以下の通り。無料でかなりの内容が見れますね。

講座名	内容	Youtube
CCNA講座	ネットワークの実務資格の対策	55本, 10本 ※内容は同じ
LinuC講座	LinuxOSの実務資格の対策	16本
Java講座	JavaによるWebアプリ開発の実習	15本

しかしYoutubeはあくまで各コースの「触り」。「Udemy」や「ウズカレオンラインスクール」などのサービスを利用しなければ、資格取得も開発実習もできません。

3つの講座はそれぞれ難易度・特性が違います。

利用するサービスを選ぶ前に、学習内容を詳しくみること大事です。あなたにとっての効果的な学習方法を考え、「必要十分なサービス」を選ぶことで、無駄な出費も防ぐことができます。

私はIT専門学校でネットワーク・Linuxサーバー・Java/Webアプリの授業をしてきました。

この記事では、学校の先生視点でカリキュラムを詳細に分析し、

• Youtubeで各講座のどれぐらいを見れるのか
• あなたにとって必要十分なサービスはUdemyなのかスクールなのか

って「必要十分」なサービスの選び方を提案しますね。

とうことで、お薦め度の結論です。もし興味がでたら読んで頂けたらと思います。

	Youtube　無料	Udemy　約1万円	スクール　約3万円
CCNA（資格）	★★★	★★★★	★★★★★
LinuC（資格）	★★★	★★★★★	★★★★
Java（開発）	★	★★	★★★

あなたがウズウズカレッジの教育サービスを利用するか、どのように活用するか、少しでも参考になったら嬉しいです。

ウズカレの3大サービスの使い分け | Youtubeが入口でOK

ウズウズカレッジでは3つの講座が開講されています。

• CCNA講座は、ネットワークの実務資格CCNAへの合格を目指す
• LinuC講座は、Linuxコンピュータの実務資格LinuCへの合格を目指す
• Java講座は、Java言語によってWebアプリの開発実習をする

動画を主体とした教育サービスで、3つの形態で提供されています。

ただしJavaのみUdemyは1.8万円、スクールは4.4万円です。

以下のような使い方をすればOKです。

Youtubeは無料なので、とりあえず見て勉強法を考えれば良いですね。

3コースは学習難易度・実習の重要性が異なります。私のお薦め度をまとめてみました。

	Youtube　無料	Udemy　約1万円	スクール　約3万円
CCNA（資格）	★★★	★★★★	★★★★★
LinuC（資格）	★★★	★★★★★	★★★★
Java（開発）	★	★★	★★★

• CCNA…Packet Tracerによるネットワーク実習が大変重要なため、スクール
• LinuC…VirtualBoxがうまく導入できれば、実習は簡単なため、Udemy
• Java…絶対にトラブル・バグが頻発するため、スクール

※しかし「短時間のプログラミング学習」をそもそも当ブログでは薦めていません（詳細は後述）

CCNA講座とLinuC講座のお薦めポイント

CCNAは無料ソフトPacket Tracerでのネットワーク実習が大変重要です。構築したネットワーク内を、データがどのように伝送するかは、仕組みの理解にも実務にも役立ちます。

ソフトの操作方法・ネットワークの課題は教材を利用した方が圧倒的に早いため、Udemy以上。特に理解できないことが多く発生するためサポートの整ったスクールを薦めます。

LinuCはVirtualBoxにLinuxを入れさえすれば実習は簡単です。学習するコマンドは多く、書籍よりも動画が良いのでUdemyを薦めます。

Linux実習自体は難しくはないため、スクールである必要はありません。

Java講座の注意点

ウズウズカレッジのJava講座に限ったわけではなく、

当ブログでは「短期間でのプログラミング学習」を薦めていません。プログラミング及び開発者として必要な実習は短期間では実施不可能だからです。

しかし、

どうしても学びたいならスクールです。バグが絶対にでるためIT未経験者・初学者にはサポートが必須です。

ウズカレでは、以下4段階で「JavaでWebアプリ」を作ります。

1. Javaの基本（Eclipse）
2. オブジェクト指向（Eclipse）
3. Javaでデータベースにアクセス（JDBC）
4. Webアプリを作る（Apache TOMCATなど）

Udemyでは4コース購入する必要があり（1.8万円）、バグは基本的に自己解決です。IT未経験者・初学者は、月額4.4万円のスクールでサポートを受けた方が明らかに進みますし挫折も防止できます。

CCNA講座は、スクールがお薦め

動画って聞き流すだけで「用語を聞き慣れる」ことができるんですよね。

また、ネットワークはデータがどう送られていくかの「動き」の理解が必要。書籍だと文章と図を自分でリンクさせながら理解を進めることが重要。

動画であれば、口頭説明とスライドアニメーションで、ネットワークの「動き」を理解しやすいです。板書でもなかなか難しいし面倒なところです。

ウズカレYoutubeのCCNA講座は2種類あります。内容は大きくは変わりません。

• 長い動画10本（1本が30～90分）
• 短い動画55本（1本が15分以内）←お薦め

ネットワークの「動き」を理解するには、ネットワークシミュレーターを使った実習が大変有効です。専門学校の授業でも、操作して見せています。

シミュレーターソフトはCisco社が無料で提供している「Packet Tracer」を使います。Cisco社はCCNA資格の運営会社・日本のネットワーク機器シェア50%の大手企業です。

さて、

Packet Tracerの操作方法・作るネットワークを自分で考えますか？

「実習課題」はサービスからもらうのが現実的です。だってそもそもネットワークのこと知らないから、自分で「作問」できるわけないですもんね。

LinuC講座は、Udemyがお薦め

Java講座は、スクール以外あり得ない

Javaの講座コンテンツの活用法

あくまでYoutubeは様子見として使ってください。動画を見たところで、何ができるようになるわけではありません。

Udemyの各講座の最初の部分だけがYoutubeで取り扱われています。

UdemyのJava4講座のカリキュラム

以下はUdemyの各講座の詳細とYoutubeでの取り扱いをまとめました。

Windowsの方は、コマンドプロンプトでコンパイルなどの操作をしていますが、ゆくゆくはMACの方と同じでEclipseを使わるのが良いです。

開発現場では「統合開発環境」って開発するためのソフトを使います。

• Eclipse
• Visual Studio Code

あたりが有名ですね。IT専門学校でもプログラム実習では両方使ってますよ。慣れてきたとき、二周目をやる時に導入を考えてみてくださいね。

当ブログで「短期のプログラミング学習」を薦めない理由

Javaコースでは「webアプリを作る一連の流れを体験できる」ことは良いです。

「経験」は短期間でするには限界があります。どうしても「期間」が必要です。

合宿だという方はごめんなさい。お力になれません。

重ね重ね、「1日10時間を10日の方だ！」という方はごめんなさい。

リアルの経験は、長期間やってたからこそできるものです。「お料理番組システム」で学んだことはキレイな事象です。

「こんなことあんなことがあるんだ」「どうすりゃいいんだ」って経験こそが大事なんです。

専門学校では2年以上の「時間」と「期間」をかけています。

言葉悪くてごめんなさい。たった1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月ていどで、私達がやっているIT専門学校の教育を超えられると思うのは間違いです。

そんな教育を受けた「新卒」学生が、国家試験や資格を持って、やっとのことで半分が開発職に就けるんです。

さらにうち半分は「頑張ったけどまだ自信がないので」、新人研修が充実し・開発レベルが幅広い客先常駐型SES企業に就職しています。

よって、たかだかプログラムをちょっと学んだぐらいで、「開発職としてやっていける」「客先常駐型SES企業はブラックだ」と思っている方。間違いなく受けた教育サービス・就職した企業・自分の人生に不満を持ちますので、やめておいた方が良いです。

まとめ | ウズカレYoutubeの活用方法

ここまで読んで頂きありがとうございます！

Youtubeをちょっと見て、

• 自分に合うのか
• 勉強やっていけるのか
• どのサービスを利用するか

あたりが分かればOKです。

もしUdemyやウズカレオンラインスクールに興味が出ましたら、以下に詳しく書きましたのでどーぞ。