私の専門学校では、2種類の健康診断があります。
- 入学時4月に実施…学校で実施します
- 就職前の健康診断書…各自必要になったら病院で実施します
この記事では、健康診断の項目だけでなく、就職活動のための注意点もまとめました。
- 就職活動時期と再発行の時期の関係
- 血圧だけでも正常値がでるまで再測定
- 企業さんが見るポイント(既往歴・BMI・血圧)
- 「ふつーに働ける」ようにアピールする方法
以上の点にちょっとでも興味があったら、読み進めてくださいね。
この記事で、あなたが健康診断や就活書類のことが分かったなら、嬉しいです。
よろしくー
▼次読んで欲しい記事▼
【入学時4月】新入生健康診断の項目
学校保健安全法によって、学校での健康診断が義務付けられています。
- レントゲン
- 視力・聴力
- 身体測定(身長・体重、腹囲など)
- お医者さんとの問診
- (尿検査・血液検査は、学校による)
尿検査・血液検査は、学校とお医者さんが話し合って判断されます。私が働いた専門学校では、1校目は両方あって、2校目は両方ともありませんでした。
尿検査はヤバかったなー
票でコップに蓋して行列とかサイアクー
レントゲンのために服装の注意がアナウンスされます。なお、レントゲン車が学校に来てくれるので、学校で実施されます。
- 無地のTシャツ(ワンポイント程度なら可)
- ネックレスなどのアクセサリはNG
- すぐに脱げるように羽織る系の上着
- 女子は別の時間なので安心してね
男女でスケジュール変わるねー
もし学校の健康診断を休んでしまうと、学校から指定された病院に「自力」で行くことになります。「公欠」にはしますが、交通費は自費です。
他に特段気をつける点は、ありませんが。
- 女子が別動になること
- 時間割が変更されるぐらい
始業時間は変わらないので、通常通りに登校してくださいね。
休むとメンドクなる典型例ー
【就職活動】健康診断書のための診断
就職活動では、以下4点セットを事前提出して採用試験に臨みます。
- 履歴書…手書きが原則。履歴書書式は学校が用意してるのも多い
- 成績証明書…学校が発行。最終学年4月段階でOK
- 卒業見込み証明書…学校が発行。最終学年の前期授業料が支払っていれば
- 健康診断書…病院に行く。半日程度ですむ、公欠
上記4つはお金が少しかかります。
証明書関連は500円未満、健康診断書は検査が2000~3000円・再発行が500~1000円ぐらい(学校が病院と提携している場合)。
それでも学校は安いよー
転職時は全部高いよー
健康診断書の項目
就活用の健康診断書は、新入生健康診断とほぼ同じです。
- レントゲン
- 視力・聴力
- 身体測定(身長・体重、腹囲など)とBMI算出
- お医者さんとの問診
- 血圧
- 尿検査・採血・心電図など
検査にかかる時間は半日未満です。検査した日に渡してくれますよ。
以降、必要になったら再発行のお願いをします。再発行時には検査は不要で、ぱぱっと書面を作ってくれますよ。
再発行のたびに
病院に行くよー
健康診断書の仕組み
健康診断書の発行のたびに検査はしなくてOKです。
- 初めての健康診断書発行では、検査を行う
- 3ヶ月以内の健康診断書発行では、検査は不要
- 3ヶ月後の健康診断書発行では、検査を行う
- 以降1~3を繰り返し
よって、3ヶ月以内に内定が決まってしまえば1回の検査で済みますし、決まらなくてもまた検査すればOKです。
大体3ヶ月で決まるけどねー
費用は、学校が提携している病院があれば安くおさえられます。私が働いてきた専門学校では、診断2000~4000円、発行500~1000円でした。
先生や事務の方に行って、学校経由で予約してくれます。立派な就活なので、授業中に行って「公欠」にしてくれますよ。
一方保健所や病院だと、4000~7000円以上と高いし幅もあります。
自分で取りに行く前に、先生に「就活のための健康診断書を発行したいんですけど」と相談してくださいね。そもそも授業で説明があるかとは思いますが。
社会人転職はお金かかるでしょー
学生特権活かしてこー
血圧だけでも正常範囲になるまで測定しよう
1つ注意点。
企業さんが気にするのは、既往歴(病気)・BMI(肥満度)・血圧です。
既往歴・BMIはどうもできないですが。
私の専門学校では、血圧が高すぎる場合は、もう一度測定してもらってます。測定値がレシートで出てくる無料の検査機が病院や学校にあるので、行ってもらっています。
なるべく不利なのは
取り払いたいよねー
健康面は大事なんです。
「病気や体型への差別だ!」と思うかもしれませんが、企業さんには労働における配慮・責任がありますから。
もし心臓病の人が労働時間中に死亡してしまったら。もし肥満の方が重度の病気や怪我をしてしまったら。
企業側もあなたにも悪いことですよね。
あなたが「大丈夫」って言っても
企業側は分からないよー
少しキビシイ言い方になったらごめんなさいですが。
なんとか努力できる分はやった方が良いです。
- 運動やアルバイトで「健康」をアピール
- 定期検査が必要・ハンデ手帳を持っているなら「ハンデ枠」も考慮に
- BMIが高い方は、ちょっとでも痩せるよう努力(長期間)
- 特に一人暮らしの方は食生活に注意!
専門学校では2~3年間は準備ができます。
運動は筋トレでOK、アルバイトも是非やって、「問題なくふつーに働いていけます」アピールをしましょう。
働けるてる証明が
一番だねー
まとめ | 就職「4点セット」の注意点
最後にちょっと注意点というか、仕方のない話をします。
「卒業学年より前」の就職活動で発行した場合、卒業学年になってから再発行手続きが必要になることもあります。
- 成績証明書…最新版ではないので、次学年で再発行必要かも
- 卒業見込み証明書…最終学年授業料支払い前は発行できないので、企業さんに待ってもらう
- 健康診断書…3ヶ月後に内定してないなら、再診断が必要
とはいえ、「再発行が必要になるから、就活は4月から」なんて決めつけると、チャンスを見逃しますから気をつけて。2000~3000円の話で、自分の人生を左右させるなんて、愚かですよ。
早く応募することは
良いことだよー
例えば、3年課程の学生さんが、2年生3月に採用試験を受験する場合。
- 成績証明書…3年生4月以降は再発行が必要(内定したら再提出は不要が多い)
- 卒業見込み証明書…3年生の前期授業料支払い前だから、企業さんに事情を話せばOK
- 健康診断書…2年生3月に発行したら、3年生5月末で期限切れなので、以降は再検査
学校求人の場合は、就職担当の先生が企業さんに「~~な事情で卒業見込み証明書は発行できないんですよー」と相談してくれます。
学校求人の企業さんは専門学校の事情は知ってるので、「はいはいOKですよー。内定してから送付お願いすることになると思いますー」ってのがいつものやりとり。
詳しくは先生に聞いてねー
例年あることだからねー
ってことで、健康診断の話から、就職4点セットの話でした。
ちょっとでも、健康診断や就活書類のことが分かったなら、嬉しいです。
じゃ またー